都立松沢病院の見学体験記東京都

投稿日:2013年11月13日

投稿者:iBotamon

診療科内科, 精神科

見学の病院を選んだきっかけ

将来は精神科医になるとほぼ決めています。
レジナビで精神科に強い病院をいくつか知ることができたので、ジュニア・シニアの研修先の組合せを考えるため、精神科医療に特化した松沢病院をまず最初に見学したいと思いました。

見学当日のスケジュール(見学した診療科等)

日程の長さは3日間で 申し込みました。
スケジュールは、1日目が内科(42病棟)、2日目が急性期(32病棟)、3日目がアルコール・薬物依存(72病棟)です。
どの病棟を見学するかは、事前の資料で指定されていますが、スケジュールにはかなり柔軟性があり、見たいものはお願いすれば色々見学できます。
実際、アルコール・薬物依存病棟はもともと見学予定に入ってはいなかったのですが、「何か見たいものはある?」と病棟の先生が気さくに聞いてくださり、「大学病院でなかなか見られない患者さんを」とお願いしたところ、上級医の先生と相談のうえアルコール・薬物依存病棟の見学を取り付けていただけました。

病院の雰囲気

改築したばかりの病棟はとても広く開放的で、いわゆる”精神病院”の面影はまったくありません。
ポリクリで見学した外部病院の中で一、二を争う綺麗さでした。
緑が多く、時間がゆっくりと流れています。
先生は面倒見のいい方ばかりです。
初期研修医の先生は忙しそうな印象はあまりありませんでしたが、後期研修医以上の先生はスケジュールがびっちり詰まっているようでした。
患者さんの個室からの飛び出しなどの急変があった場合、スタッフルームに一気に緊張が走ります。
男性看護師を含め、多数の先生が対応のため部屋に駆けつけます。
一緒に病室に向かう際に言われた「刺されたり絞められたりするものは持たないで!」の一言が印象的でした。
松沢病院には研修医専用の部屋はなく、一つの医局に研修医から上級医までが集まります。
初期研修医の先生方は仲が良く、和気藹々としていました。
救急対応を見学しなかったため、精神科救急の雰囲気については分かりません。

病院のお勧めポイント

精神科医療に本格的に携わりたい人には間違いなくお勧めです。
精神医学に関する書籍が、古いものから新しいものまで大量にあります。
勉強にも向いている環境です。
同時に色々な先生方から、今の精神科医は身体も診られないとダメだよ、とも言われました。
たしかに、他の一般科の勉強をするには向いていません。
あくまで身体疾患の除外診断や、精神疾患の合併症(肝障害、糖尿病、DVTなど)の治療を行うのであり、一般科のcommon diseaseを診る訳ではないからです。

全体を通しての感想

先生方がとにかく面倒見の良い方ばかりで、マッチングや研修の相談にも乗って下さり、感謝で一杯です。
精神科医のイメージが湧いてくると同時に、精神科医になろうという決心が固まりました。
また、最終日にアルコール・薬物依存病棟やデイケアを回れたのはとても貴重な体験でした。
個人的に、器質的な病変よりは個々人の価値観・生き方や家庭環境に大きな関心・興味があるのですが、アルコール・薬物依存症というのは、”発症”段階でもこういった外的な要因が大きく関係しており、そして”治療”段階でも患者さんが新しい生き方を自分自身で確立できるよう介入が必要な分野なのだと実感しました。

この体験見学レポートの研修施設
都立松沢病院
〒156-0057
東京都世田谷区上北沢2-1-1
TEL: 03-3303-7211
FAX: 03-3329-7586

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