厚生労働省の見学体験記東京都

投稿日:2012年02月22日

投稿者:霞が関

見学のきっかけ

母校の公衆衛生の授業で臨床に行き止まりを感じたら、行政に行くのも医師免許を持っている人の特権だよと先生に言われ、そのときに厚生労働省に医系技官(医師免許を持った国家公務員第一種の仕事)を知りました。
厚労省のホームページを開くと、医系技官業務見学ツアーがあることを知り、医系技官の仕事を実際に知るために申し込みました。

見学当日のスケジュール

ホームページによると、「省内3~5部局程度の担当者による業務説明と質疑応答が中心で、見学部局は可能な限りご希望に沿うようアレンジ可能」なようです。
要望に応じて国立がんセンター、検疫所、他省庁などの関連部門を含める相談にも応じてくれるとのこと。
※来訪時に審議会等が開催されていれば、「可能な限り、その見学や傍聴も合わせて組み込むことにしています。」という記載がありました。

≪午前≫
厚生労働省医系技官採用募集や医系技官のお仕事についての説明
: 厚生労働省国際化の業務と役割

≪昼休憩≫
厚労省の職員食堂にて食事

≪午後≫
介護保険制度について: 医療政策における厚生労働省の役割
必要に応じて質疑応答をフランクに話してくださいました。

医系技官の仕事を簡単に言うならば、

大臣官房・・・行政全体の総括。政策に関係する法律、政策に関係する法律、予算などの総合調整。例えば、国際保健や保健統計、死亡統計など。

医政局・・・医療提供体制に関係した政策立案。例えば医療安全や研究開発、救急、周産期医療、僻地医療、医療計画など。

健康局・・・公衆衛生の向上に関する政策立案。例えば、新型インフルエンザ対策や感染症対策、難病、臓器移植、肝炎対策など。

医薬食品局・・・医薬品、医療機器などに関する政策。例えば、食品安全に関する政策。

老健局・・・介護保険、老人保健に関する政策。例えば老人保健。

保険局・・・医療保険に関する政策。例えば診療報酬など。

その後、テレビ中継で実際に写されている記者会見の場所の見学や厚生労働大臣が働かれている入口まで案内されました。

見学の雰囲気

どの方も気さくで面白い方が多く、私たちの突っ込んだ質問にも学生に自分たちの仕事の素晴らしさを知ってもらいたいという熱意のもとに、親切に答えてくださいました。

全体を通しての感想

厚労省を実際に見学するまでは、「お役人」というイメージが強かったのですが、実際に行ってみると、臨床を熱心に働かれた結果、本質的な医療を変えるには厚労省に入ってマクロの視点から国を変えたいという熱い人たちばかりでした。
また、国内のみならず海外でもWHOで働かれたり、ハーバード大学やジョンズ・ホプキンス大学などへの留学も可能です。

私たちは医師として研究や臨床などになり行政は遠い存在に感じていますが、実際はその行政によって人・予算・組織・制度が決められています。
そのため、学生の時間のあるうちに、一度厚労省ってどんな仕事をしているのか見に行くのもお勧めです。
医師になった時に厚労省にはこういう部署があって、この政策をこのように変えてほしいなど具体的な提案も、厚労省を知ることによって生まれてくるかなと思います。
また、現在は医系技官の人員不足もあり、学生のうちから広く知ってもらいたいといわれていました。
厚生労働省インターン(締切5月末日)や医療政策セミナー(8月第一土曜日、日曜日(予定))などに参加するのも厚労省の仕事を知るきっかけになると思います。

採用情報

応募資格・・・日本国籍を有する医師(平成16年4月以降医師免許を取得した方については、臨床研修を修了した者(見込みを含む))
応募書類・・・履歴書、推薦状、医師免許証の写し、小論文など
選考方法・・・一次試験:筆記試験及び面接

二次試験:面接
です。

面接はマッチングと同様にコミュニケーション能力があり、やる気のある人を採用したいといわれていました。

この体験見学レポートの研修施設
厚生労働省
〒100-8916
東京都千代田区霞が関1-2-2
電話:03-5253-1111(代表)

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