東北大学病院 老年科の見学体験記宮城県

投稿日:2014年09月05日

投稿者:2881

見学の病院を選んだきっかけ

大学のポリクリの実習で回りました。

見学当日のスケジュール(見学した診療科等)

病棟業務(基本的に毎日ありました。朝と夕方の回診について回りました。)
病棟カンファレンス出席(毎週木曜)
担当患者、外来で診察した患者についてのプレゼンテーション(毎週金曜日午前九時からありました)
外部病院実習(富沢病院(木曜日)、仙台市立病院(金曜日))
※自分は健康診断の予定が重なっていたため、仙台市立病院の実習には参加できませんでした。
毎週3回程度のペースで講義(老年医学総論、アルツハイマー発症前診断、認知症画像診断、気管支胸実習、誤嚥性肺炎診断実習、認知症診断実習)
週一回のペースで認知症外来見学
最終日に教授の前での担当症例プレゼンテーションがありました。

病院の雰囲気

老年科は、患者が高齢であることも影響して、病棟は静かな雰囲気でした。
先生達も急変の多い疾患というよりは慢性的な疾患を診ていることが多く、じっくり全身状態を考えながら薬や
治療法を考えていらっしゃるようでした。
外来においても認知症の患者さん達が多く訪れる『認知症外来』という外来が存在し、何度も同じことを
聞いてしまう患者さんに対して、根気強く我慢強い態度で、病歴や近況を確認していました。
外来での実習があり、見学ということになっているのですが、実際に病歴を聴取する機会があり、認知症のある
高齢者に対する病歴聴取の難しさを感じることができました。
先生方は、以前に他の科を経て老年科に移ってこられた方が多く、呼吸器が専門であったり、神経変性疾患が
専門であったりとサブスペシャリティを持っていらっしゃるようでした。
また、ここの老年科はアルツハイマーの発症前診断に力を入れているらしく、PETを利用したアミロイドイメージングの話を何度もお聞きする機会がありました。
そのため、外来や入院患者のカルテには脳内のアミロイド蓄積の様子がイメージングされているデータを
確認することができることもありました。

病院のお勧めポイント

老年科の教授はアルツハイマー研究の第一線で活躍しておられる先生で、認知症を中心的に学習したい場合には
特に有意義な実習ができると思いました。
逆に、高齢者の基質的疾患(誤嚥性肺炎など)を学習する際には、それを煩っている患者さんが運ばれてくる
ことは少ないので、その点においては市中病院の方が的確かもしれないと感じました。
ただ、ポリクリの間に市中病院を2回見学する機会があるので、ここで一般的な市中病院の老年科の様子を確認
できるかと思います。
特に仙台市立病院では救急搬送の患者さんが多いため、高齢者の救急搬送の際の対応を見学することができる
そうです。

見学全体を通しての感想

花見のシーズンに回ったためか、患者さんと一緒に病院に隣接している研究所の庭園で花見をする機会が
ありました。
その際に患者さんを介護している家族の方々とお話しする機会を得ることができ、高齢者介護の現状を
知ることができました。
高齢者の治療においては社会的背景を考慮した治療が中心となっており、退院後のキーパーソンや日常生活で
自立することのできる程度、経済面の支援などに関しても、ソーシャルワーカーに任せきりにせずに医師が
しっかりリーダーシップを持って対応していかなければいけないということを感じさせられました。

この体験見学レポートの研修施設
東北大
東北大学病院 老年科
〒980-8574
宮城県仙台市青葉区星陵町1番1号
TEL:022-717-7000
FAX:022-717-7016
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