東北大学病院 病理部の見学体験記宮城県

投稿日:2014年09月26日

投稿者:2881

診療科病理診断科

見学の病院を選んだきっかけ

ポリクリでまわることとなったため。(病理部は全員強制)

見学当日のスケジュール(見学した診療科等)

見学期間は0.5週。
行ったことは、病理解剖(教授自らが疾患や疾患背景について説明してくださって、その場で質問される形式)、プレパラート検体の観察 (クローン病や子宮筋腫などのスライドが配られて、それに関してレポートや特徴報告などをまとめ、期間内に提出)。
他にも、ミクロトームや標本の切り出し、病理部の朝カンファレンスなどに随時出席した。
提出にあたっては指導医のアドバイスが得られ、随時アドバイスがもらえるので非常に有意義であった。
自分はこの期間に課外活動としてこの期間に病理部の研究室や迅速診断の際に使われる設備などを見せていただいた。

病院の雰囲気

大学病院ということもあって、病理部に病理医が非常に多く存在し、精力的に活動を行っているようだった。
東北地方は医師が少ないことも影響して、そのなかでも最も数が少ないとされる病理医は忙しいものと思われたが、様々な通信機器を利用して、病理診断が日進月歩であることを感じさせられた。
例えば、常勤の病理医がほとんどいない石巻の病院は迅速診断がすぐにできないことが多いため、迅速診断の際には作成したプレパラートをスキャンしてデータとして大学病院に送って診断してもらうシステムを採用していた。
雰囲気としては、病理医になる前に別の科にいた先生たちが多く、ベテランの先生が多かったので落ち着いているように思えた。
若い先生も何人かいらっしゃったが、前述のようにベテランの先生も多いためサブスペシャリティがそれぞれの先生にあった。
そのため病理医の世界においてもある程度住み分けがされており迅速な診断に役立てているように思われた。

病院のお勧めポイント

病理医は非常に数が少ないので大学病院で研修するのが適しているように思われた。
若い先生が数人いるので研修する際には相談する相手にも困らず、同期が少ない状況で孤立することは少ないように思われた。
また、最新鋭の通信機器を利用しているため病理標本を診断する際の症例数には困らず、確実に力をつけることができるように思われた。
また、標本を作っているテクニシャンの方々との垣根が低く、非常に開放的で容易に話せる環境であったため、他の職種とのコミュニケーションも測れるように思われた。

見学全体を通しての感想

病理医は非常に数が少ない科の一つであるといわれているが、先生方は誇りを持って病理医の業務を行っているように感じた。
また、朝のカンファレンスでは他職種の方も何人か参加しており、免疫染色やマーカーなどで診断が難しい結果が出ている症例について活発に議論が行われていた。
さらには前述のように離れた地域の迅速診断においても画像が送られてくるため病理医としての力を下げることなく診断業務の数をこなすことができるのが売りの一つであるようだった。
病理部は研究にも力を入れており長年収集されていた病理標本を利用して診断技術の向上や基礎的研究を精力的に行っていることもポイントである。

この体験見学レポートの研修施設
東北大
東北大学病院 病理部
〒980-8574
宮城県仙台市青葉区星陵町1番1号
TEL:022-717-7000
FAX:022-717-7016
  • レジナビで施設情報を見る

北海道・東北エリアへ

体験記募集中
病院情報のチェックポイント 病院見学のトリセツ
人気の体験記
  • 半田市立半田病院
    愛知県

    半田市立半田病院

    投稿者:アピ

  • 札幌東徳洲会病院
    北海道

    札幌東徳洲会病院

    投稿者:かみある

  • 市立加西病院

    兵庫県

    市立加西病院

    投稿者:0

  • 自治医科大学附属病院
    栃木県

    自治医科大学附属病院

    投稿者:ねじまき鳥

  • 市立大町総合病院
    長野県

    市立大町総合病院

    投稿者:きゅん

ページのトップへ

Copyright © 2011 Medical Principle Co., ltd. All Rights Reserved.