東北大学病院 形成外科の見学体験記宮城県

投稿日:2014年09月12日

投稿者:2881

診療科形成外科

見学の病院を選んだきっかけ

大学のポリクリの実習で回りました。
整形外科の実習と合わせて二週間弱の期間が与えられています。
整形外科が形成外科の実習によって分割される形で日程が組まれていました。

見学当日のスケジュール(見学した診療科等)

<初日>
午前は形成外科の講義。
その後、形成外科医局にて教授の講義、外来診察見学。

<二日目>
担当症例(原則的に1人1症例)手術見学

<三日目>
マイクロサージェリー体験、教授総括

形成外科は特に術創の処置を念頭に置いており、様々な縫合方法を駆使して美しい術創を作成する事に集中して
いる、との講義を受けました。
また、炎症の分子化学的な機序についての講義もあり、基礎科学的なアプローチも包括される事が分かりました。
また、頭蓋骨の変形疾患や骨の先天的奇形を扱っている分野でもあるため、3Dプリンタを利用してCT画像データ
から再構成した頭蓋骨を作成し、それを元に手術計画を立てている様子を見学できました。

病院の雰囲気

教授の講義から様々な科と連携して診療、治療に当たっている事を知りました。
また、患者層は幼児〜乳児が多く、口唇、口蓋裂などの術創が非常に重要になる疾患を扱っているため、
縫合方法に関して様々な物がある事を再認識させられました。
医局はいくつもの部屋に分かれており、その全てを見学する事はできませんでしたが、医局員一人一人に
広いスペースが与えられているように感じました。
担当症例の手術に関しては、自分の予想より時間が長いという印象を持ちました。
同じ縫合でも糸の緩み具合一つで数年後、数十年後の皮膚の外見に大きく影響が出る事を考えると、時間を
かけて丁寧に縫合する事が大変重要であると認識させられました。

病院のお勧めポイント

マイクロサージェリー体験が大変興味深い実習プランになっており、自分の班の中にはあまりにのめり込みすぎて
教授総括の時間を忘れかける学生がいるほどでした。
この実習ではブタの皮膚を利用してマイクロサージェリー吻合体験を行うのですが、その顕微鏡下の感覚という物は
普段の感覚と大きくかけ離れた物で、大変貴重な経験になりました。

見学全体を通しての感想

他の科との連携によって生きてくる科である、という教授のコメントが大変印象的でした。
皮膚移植や褥創の処置等、どの科でも起きうる事ではあるものの、専門家としての対応がおろそかになりがちな
部分をカバーしてる、大変貴重な科である事が認識できました。
更には血管硬化療法や皮膚のシミや色素沈着に関する治療といったメスを使用しない治療に関しても精力的に取り組んでいらっしゃるとのお話でした。

この体験見学レポートの研修施設
東北大
東北大学病院 形成外科
〒980-8574
宮城県仙台市青葉区星陵町1番1号
TEL:022-717-7000
FAX:022-717-7016
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