東北大学病院 呼吸器外科の見学体験記宮城県
見学の病院を選んだきっかけ
ポリクリで回ることになりました。
既に先に回った同級生達から、非常に教育熱心な科であり手技の経験も積極的に学生に行わせてくれる、
ということを聞いていたので、内科ではなく外科を選択しました。
既に先に回った同級生達から、非常に教育熱心な科であり手技の経験も積極的に学生に行わせてくれる、
ということを聞いていたので、内科ではなく外科を選択しました。
見学当日のスケジュール(見学した診療科等)
<毎週のイベント>
月曜日13:00-14:00…口頭試問課題提示
月曜日15:00-16:00…手術病理標本切り出し見学@病理部
金曜日13:00-15:00…口頭試問
<個別のイベント>
第一週月曜日9:00に医局集合、グループ分け。
(グループはA、Bの二つがあり、名簿に先に名前を書いた半分がAグループ、後半半分がBグループとなった。)
第一週月曜日10:00-11:00…聴診所見、聴診実習@スキルスラボ
第一週月曜日11:00-12:00…画像所見セミナー@スキルスラボ
第二、三週月曜日9:00-12:00…気管支鏡検査見学
<口頭試問>
第一週:呼吸器外科の手術と周術期管理について
第二週:呼吸器外科の術前診断と機能評価について
第三週:呼吸器外科の画像診断について
月曜日13:00-14:00…口頭試問課題提示
月曜日15:00-16:00…手術病理標本切り出し見学@病理部
金曜日13:00-15:00…口頭試問
<個別のイベント>
第一週月曜日9:00に医局集合、グループ分け。
(グループはA、Bの二つがあり、名簿に先に名前を書いた半分がAグループ、後半半分がBグループとなった。)
第一週月曜日10:00-11:00…聴診所見、聴診実習@スキルスラボ
第一週月曜日11:00-12:00…画像所見セミナー@スキルスラボ
第二、三週月曜日9:00-12:00…気管支鏡検査見学
<口頭試問>
第一週:呼吸器外科の手術と周術期管理について
第二週:呼吸器外科の術前診断と機能評価について
第三週:呼吸器外科の画像診断について
病院の雰囲気
全身の移植を行うことができる大学が日本において東北大学と大阪大学しかない、という先生の説明通り、
肺移植後の患者さんが多かったように思いました。
先生達が回診中に医学的知識の質問を行うので、移植について勉強することが必要であると思われます。
僕の班は毎週のように移植に使う三種類の基本的な免疫抑制剤(プレドニン、シクロスポリン(ネオラル)又は
タクロリムス、アザチオプリン(イムラン)又はミコフェノール酸モフェティル(セルセプト))を聞かれました。
先生方は、移植時以外は外勤に出ていることが多く、基本的に病棟にいらっしゃる先生は1,2人だったように
思います。
その先生方のみで病棟の手技を行うため、自分から積極的に手技に参加しない限り、なかなか手技を見学させて
いただくことはなかったように思います。
手術に関しては、学生に手技を経験させる風潮があるらしく、自分も多くのことをさせていただきました。
肺移植後の患者さんが多かったように思いました。
先生達が回診中に医学的知識の質問を行うので、移植について勉強することが必要であると思われます。
僕の班は毎週のように移植に使う三種類の基本的な免疫抑制剤(プレドニン、シクロスポリン(ネオラル)又は
タクロリムス、アザチオプリン(イムラン)又はミコフェノール酸モフェティル(セルセプト))を聞かれました。
先生方は、移植時以外は外勤に出ていることが多く、基本的に病棟にいらっしゃる先生は1,2人だったように
思います。
その先生方のみで病棟の手技を行うため、自分から積極的に手技に参加しない限り、なかなか手技を見学させて
いただくことはなかったように思います。
手術に関しては、学生に手技を経験させる風潮があるらしく、自分も多くのことをさせていただきました。
病院のお勧めポイント
手術の際に多くの手技を経験できる、という点が非常に魅力的なポイントだと思います。
学生には一週間に1人のペースで担当患者が与えられます。
その患者さんにおいて、手術までの経過や術後の経過を毎日聴診等してカルテに書き込むとともに、
執刀医の先生と術野に入ります。
手術では最初の開腹や最後の縫合は学生主体でやらせてもらえるので、事前に糸結びの講習も先生に
していただけました。
自分の場合はたまたま少し前に厳しい外科を回った経験があったので、手術器具や結び方を教えていただいた
こともあり、術中操作も割と参加することができました。
また、口頭試問は有名で、特に画像診断についての口頭試問は非常に厳しいことで有名でした。
僕らの班は画像診断の担当の先生が札幌に出張であった為、講義のみでしたが、僕ら学生はその噂を聞いていた
ため事前にかなり勉強してから講義に臨みました。
実際、講義中に質問された内容はかなりレベルの高いもので、勉強して行かなかったら全然分からなかったと
思います。
学生には一週間に1人のペースで担当患者が与えられます。
その患者さんにおいて、手術までの経過や術後の経過を毎日聴診等してカルテに書き込むとともに、
執刀医の先生と術野に入ります。
手術では最初の開腹や最後の縫合は学生主体でやらせてもらえるので、事前に糸結びの講習も先生に
していただけました。
自分の場合はたまたま少し前に厳しい外科を回った経験があったので、手術器具や結び方を教えていただいた
こともあり、術中操作も割と参加することができました。
また、口頭試問は有名で、特に画像診断についての口頭試問は非常に厳しいことで有名でした。
僕らの班は画像診断の担当の先生が札幌に出張であった為、講義のみでしたが、僕ら学生はその噂を聞いていた
ため事前にかなり勉強してから講義に臨みました。
実際、講義中に質問された内容はかなりレベルの高いもので、勉強して行かなかったら全然分からなかったと
思います。
見学全体を通しての感想
特に術野では教育熱心な先生が多い一方、トランクで外部病院にいってしまう先生も多い為、自分から積極的に
実習に参加していかないといけない感じでした。
また、手術が長いこともあり、僕の担当症例では9:00-19:30まで術野に入って朝から晩まで飲まず食わずでした。
なかなか体力が要求される科だな、といった印象を受けました。
また、第一週の土日に肺移植があったので、肺移植後の患者さんの周術期管理も見学できて勉強なりました。
口頭試問もレベルが高く、自分は第二週の呼吸器外科における機能評価の問題に非常に難渋しました。
10METの運動時の一回換気量、心拍数を推定する問題なのですが、「数値については状況に応じた一般的な値を
使用せよ」とのことで数値の設定にも、計算方法にも非常に苦労した、という印象があります。
実習に参加していかないといけない感じでした。
また、手術が長いこともあり、僕の担当症例では9:00-19:30まで術野に入って朝から晩まで飲まず食わずでした。
なかなか体力が要求される科だな、といった印象を受けました。
また、第一週の土日に肺移植があったので、肺移植後の患者さんの周術期管理も見学できて勉強なりました。
口頭試問もレベルが高く、自分は第二週の呼吸器外科における機能評価の問題に非常に難渋しました。
10METの運動時の一回換気量、心拍数を推定する問題なのですが、「数値については状況に応じた一般的な値を
使用せよ」とのことで数値の設定にも、計算方法にも非常に苦労した、という印象があります。

東北大学病院 呼吸器外科
〒980-8574宮城県仙台市青葉区星陵町1番1号
TEL:022-717-7000
FAX:022-717-7016
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