宮城県立精神医療センターの見学体験記宮城県

投稿日:2014年05月07日

投稿者:2881

診療科精神科

見学の病院を選んだきっかけ

大学のポリクリの実習で回りました。
精神科の一週間半の実習の間に一回見学に行く事になっており、精神科単科の病院の姿を間近で見る事のできる、重要な機会であるという説明でした。

見学当日のスケジュール(見学した診療科等)

09:00 医局集合、院長からの挨拶とミニ講義
10:00 病棟案内、設備案内
10:30 コメディカルの職種の方から病院概要説明
11:00 患者さんとのワークショップに参加、以降適宜解散


精神科単科の病院の実態という事で、さまざまな精神疾患の患者さんが入院していました。
大学病院も重症の患者さんはいらっしゃいましたが、ここにも重症の患者さんのための隔離病棟が存在しました。
ただし、それだけではなく外来通院している患者さんで、日常生活に大きな支障を来していない患者さんや、会社などに勤めつつ外来で定期的に治療を受けている患者さんも多数いらっしゃるようでした。

病院の雰囲気

名取市の小高い丘の上にある精神科単科の病院です。
東北本線か名取駅からは徒歩25分と若干遠いのですが、なんとか駅からも歩いて行けない訳ではない、という距離にありました。
ですが、もし実習で行くのならバスや自家用車、あるいは自転車で行く事をオススメします。
正直立地からして、交通アクセスは学生にとってかなり大変なほうです。
診療科目としては、精神科と一部に歯科を含んでいました。
病床は270ほどで、精神疾患を主に扱っていました。
病院の雰囲気としては、内部に中庭や吹き抜けの部分が存在し、ふんだんに日光を取り入れているようでした。

また、普通の病棟とは違って、自宅のように設備や配置を工夫した病室も存在し、積極的に社会復帰を促す事のできる環境になっていました。
自分は患者さんと一緒にワークショップに参加し、皮製品を作成する等して共同作業に取り組みましたが、その際に患者さんが「この病院は雰囲気が良い」とおっしゃっていたのが印象的でした。

病院のお勧めポイント

宮城県、とくに東北大学との距離を考えた際には、大学病院の裏の東北会病院という病院があり、最近までは外部実習先の候補だったそうなのですが、そこは大学病院に近すぎる為現在は学生が派遣されることはなくなり、その代り、地域に密着して、また、地域の中核として精神疾患医療を担っている病院として、この宮城県立精神医療センターがある、というお話を聞きました。
精神科中心という事で医師だけでなく、看護士や心理士、言語聴覚師といった、普段接する事のできないコメディカルの方々とも連携して医療を行っているということが特徴的でした。
また、コメディカルとの距離が物理的にも精神的にも近く、医師が作業療法中に顔を出しにくる事もしばしばありました。

全体を通しての感想

CBTや国家試験といったワードが飛び交っている医学部の高学年では、精神科は法律や疾患の分類が中心だと思います。
そして、その治療では薬物治療が中心で、他の項目でも認知行動療法というものがあるらしい、くらいの印象しか持っていなかった自分でしたが、コメディカルの方々がこんなに密接に関わっている事を知らなくて、コメディカルの方々が説明の際に、「医師となる皆さんには、このような職種の人も現場で一緒に治療に当たっているんだよ、ということを忘れないで欲しい。」と言われた事が印象的でした。
学生では看護師ですら普段接する事の少ない状況なので、他のコメディカルでは尚更だと思います。
このような職種の方々の尽力を知るという意味で、非常に有意義な病院見学そして実習でした。

この体験見学レポートの研修施設
宮城県立精神医療センター
〒981-1231
宮城県名取市手倉田字山無番地
TEL:022-384-2236

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