沖縄県立中部病院の見学体験記沖縄県

投稿日:2014年05月14日

投稿者:GU@cci

診療科呼吸器内科, 感染症内科, 救急救命科, 総合診療科(家庭医), 血液内科

見学の病院を選んだきっかけ

全国的にも忙しいことで有名で、当直は月に15回など、噂が先行する病院でした。
その一方で、有名な先生方を数多く輩出した、伝統的な研修病院でもあります。
場所が沖縄中部にあり、少し市街からは離れていますが、そういった環境面も含めて一度、見に行ってみたいと思いました。

見学当日のスケジュール(見学した診療科等)

1日目:総合内科
2年目研修医の外来診療に同席させていただきました。
それぞれの症例について、丁寧に教えてもらいました。


2日目:血液内科
1年目の研修医の先生についてまわりました。
病棟業務だけでなく、救急室からの入院に対応していました。


3日目:救命救急科
この病院が全国的に有名になった理由のひとつの診療科で、噂通り患者さんはひっきりなしに来ていました。


4日目:呼吸器内科
上級医の知識量が圧倒的で、研修医からのどんな疑問にも、即座に応えることができ、その場で解決していました。


5日目:感染症内科

病院の雰囲気

病院が那覇から離れており、沖縄県中部地区にあるため、沖縄中部の独特の雰囲気の中にあります。
地域の中核病院としての歴史があり、研修病院としても昔から人気があります。
研修医の数は1学年28名と多く、出身や年齢も様々です。
沖縄県内の病院にありがちな、琉球大学or沖縄出身者という感じではないので、独特の文化が形成されているような印象を受けました。
病院に課せられた使命として、沖縄県内の離島で働ける医師の養成があります。
そのため、問診とフィジカルに重きを置き、むやみな機械を使った検査は慎むべきだという雰囲気があります。

そのコンセプトに違和感を持つ人には、少し厳しい病院かも知れません。
しかしながら、問診とフィジカル、グラム染色といった本当に基本的なスキルを重視し、それらを伸ばしたい人には非常に良い病院だと思います。

病院のお勧めポイント

中部病院の一番のお勧めポイントは、問診とフィジカルを徹底的に鍛えられることだと思いました。
救急、感染症、プライマリケアについては、沖縄県はどこもレベルが高いと言われています。
今回の見学を通して、そこには常に中部病院の存在があってだと、強く感じるようになりました。
かつての激務も緩和されてきており、3日間1睡もできないというような話は、都市伝説に過ぎなかったのだと分かりました。
初期研修医の年齢層や出身大学が様々で、多種多様なバックグラウンドを持つ研修医の先生が多いのも魅力のひとつではないでしょうか。

全体を通しての感想

研修医の1年目は雑用に近い業務を叩きこまれます。
その上で、2年目から責任を伴う具体的な業務を遂行していくことになります。
中部病院と言えば、良くも悪くも実践第一主義で、とにかく1年目から何でもやらせるのかと思っていましたが、決してそんなことはないようです。
挿管にしても、CV確保にしてもライセンス制をしいており、上級医の監督の元で規定回数を経験したのちに、一人で手技をさせてもらえます。
経験症例数が多いこと、何でもやらせることが教育なのではなく、段階を踏んだ教育がなされているところが、伝統ある研修施設と言われる所以だと思いました。

この体験見学レポートの研修施設
沖縄中部
沖縄県立中部病院
〒904-2293
沖縄県うるま市字宮里281
TEL:098-973-4111
FAX:098-973-2703
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