沖縄中部徳州会病院の見学体験記沖縄県

投稿日:2009年07月12日

投稿者:空手ボーイ

見学概要

 毎朝、見学者を含めてカンファがあり、それに参加することから一日が始まります。そこでは、当院の医師が全員集まって、昨日の売上げや気づいた問題点などの報告をします。見学に訪れた医学生の紹介なども、ここでしてもらいます。その後、研修担当の方と話しをし、現在どこの科に研修医がいるか確認してもらいます。そして希望科の研修医から付き添いOKの返事がもらえれば、そちらの科を1日見学することになります。
そういう流れですので、見学する診療科はその日その日に希望を出し、相談の上、決めていくことができます。

宿泊について

病院見学をする上で宿泊先をどうするか、というのは考えなければいけないことの一つですが、こちらでは、使っていない病室を提供してくれます。(宿泊費不要!)つまり夜も病棟にいられるので、希望すれば夜間救急という珍しい見学を体験することもできます。ちなみに食事(患者さんと同じ)も無料で提供して下さいました。

特徴的だと感じたこと

見学してみて感じたのは、教育体制、医療体制ともに「質より量」で勝負、という風土のようなものでした。
教育体制としては、研修医にチャレンジさせるという面で、大変に積極的です。どんなことでもまずは研修医が担当し、分からなければ初めて上司へ相談する、といった日々です。しかも、ここへ来院される患者さんが研修医の教育ための施設であると分かっているからか、研修医のちょっとした失敗は笑って許す、というようなところがありました。そのため研修医でも症例さえあれば、ほとんどの手技が体験できるのではないかと感じる程です。とは言ってもCPA(心配停止)のように、緊急かつ致命的なケースは、上級医がほぼすべて対応します。
研修医はせいぜい心臓マッサージをするくらいです。おそらく、研修医に出来る手技が何なのか、皆さん理解しているのだと思います。
 また、研修医は一人あたり最大で40人くらいの患者さんを受け持ちます。そのため、研修医はすべての患者さんを把握しきれてはいない印象もありました。そういう点から、当院は医療体制においても「質より量」といった感があります。たとえば重症の患者さん以外には必要以上の対応はせず、容態急変など緊急を要する患者さんには即刻対応する、といった姿勢が一貫しているようでした。
 そういったことから、こちらで研修をさせてもらえば、まず一通りのことはこなせるようになるのではないか、そんな印象を持ちました。
徳洲会」の雰囲気を感じられた、貴重な病院見学でした。

病院の性格と研修医の成長の仕方について

私は医師が成長する上で、質を(頭で)先に身につけるか、量を(身体で)先に体験するか、二通りのパターンがあると思っています。おそらくどちらから始めても、それぞれの道筋で研鑽を積んでいけば、10年目には量、質共に一定のレベルに達するでしょう。
私には、一人の患者さんをゆっくりでもしっかり診る(質重視?)ことから始め、徐々に診療時間を短縮していく、という成長の仕方が合っていると自覚しています。そしていつか、大勢の患者さんをしっかり診ることのできる医師になりたいと思っています。
 その意味で、私は卒後研修をこちらでお世話になるかというとそれは分かりません。しかし、「とにかく体で覚えていきたい」という気持ちを持っている方にとって、1年目から手技や救急外来をやらせてもらえるこちらの病院は、きっと魅力的に映るのではないでしょうか。

この体験見学レポートの研修施設
沖縄中部徳州会病院
沖縄中部徳州会病院
〒904-8585
沖縄県沖縄市照屋3-20-1
TEL: 098-937-1110
FAX: 098-937-9595
  • レジナビで施設情報を見る

中四国・九州・沖縄エリアへ

体験記募集中
病院情報のチェックポイント 病院見学のトリセツ
人気の体験記
  • りんくう総合医療センター
    大阪府

    りんくう総合医療センター

    投稿者:くまこ

  • 福岡青洲会病院
    福岡県

    福岡青洲会病院

    投稿者:ミュウ

  • 聖マリア病院
    福岡県

    聖マリア病院

    投稿者:HAHAHA

  • 今給黎総合病院
    鹿児島県

    今給黎総合病院

    投稿者:ハミルトン

  • 鹿児島県

    鹿児島医療センター

    投稿者:Mitt

ページのトップへ

Copyright © 2011 Medical Principle Co., ltd. All Rights Reserved.